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ジンジャー・ベイカーズ・エアフォース(GINGER BAKER'S AIRFORCE)

GINGER BAKER'S AIRFORCE

Ginger Baker's Airforce

Side A
01. Da Da Man
02. Early In The Morning

Side B
03. Don't Care
04. Toad

Side C
05. Aiko Biaye
06. Man Of Constant Sorrow

Side D
07. Do What You Like
08. Doin' It

Producer : Jimmy Miller

Musicians : Ginger Baker (dr), Steve Winwood (vo,org), Jeanette Jacobs (vo), Denny Laine (vo,g), Chris Wood (sax,fl), Rick Grech (b,vn), Graham Bond (sax), Harold McNair (fl,sax), Remi Kabaka (dr), Phil Seamen (perc)

Recording : Jan.1970 (Royal Albert Hall, London)

Release : Jun.1970 (Polydor 2662 001 / UK)

アルバムについて

スティーヴ・ウィンウッドはブラインド・フェイス解散後の69年暮れ、ジンジャー・ベイカーを中心に結成された大編成バンド、エアフォースに加わる。エアフォースは70年1月、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにてデビューコンサートを開催、その模様を収めたのが本盤で、アフロジャズ的なアプローチを打ち出した異国情緒たっぷりのライヴアルバムとなっている。メンバーはトラフィックのクリス・ウッド、ブラインド・フェイスのリック・グレッチのほか、ベイカーが師と仰ぐフィル・シーメンや旧友のグラハム・ボンド、ウィングスのデニー・レイン、ドクター・ジョン・バンドのシンガーで、後にクリス・ウッドの妻となるジャネット・ヤコブス、ナイジェリア出身のパーカッショニスト、レミ・カバカなどかなりの人数に登る。73年にサード・ワールドというユニットを結成するスティーヴとカバカは、このセッションを通じて知り合ったと思われる。

このコンサートの後、スティーヴ・ウィンウッドはソロとしての活動を開始(結果的にはトラフィック再編に繋がる)したので、2作目の "Air Force II" には参加していない。また同時期にシングルとしてリリースされた、スタジオヴァージョンの "Man Of Constant Sorrow"(B面はアルバムと同テイクの "Doin' It")の録音にも携わっていないようだ。

クレジットによると、このアルバムにおいてスティーヴ・ウィンウッドがリードヴォーカルをとるのは、ジンジャー・ベイカーと共作した "Don't Care" とブラインド・フェイスの "Do What You Like" の2曲のみで、共にジャネット・ヤコブスとのデュエット。オルガンに関してはこれ以外にも、例えば冒頭の "Da Da Man" などでわりと目立ったプレイをしている。トラッドナンバーの "Early In The Morning" はヤコブスとデニー・レインのツインヴォーカルで(スティーヴの声も聞こえる)、途中クリス・ウッドの印象的なフルートが登場。クリーム時代のベイカーの代表作 "Toad" と、サード・ワールドを先取りしたようなレミ・カバカの独特の作品 "Aiko Biaye" では、ベイカー、カバカ、フィル・シーメンの打楽器陣が活躍、後者ではカバカとヤコブスがデュエットヴォーカルをとる。

やや毛色の異なるバラード "Man Of Constant Sorrow" はデニー・レインの作品でヴォーカルも担当。最後の即興風な小品 "Doin' It" は、ジンジャー・ベイカーとリック・グレッチの共作だ。全体的に長丁場の曲が多く冗漫ともいえる内容ではあるが、"Do What You Like" の再演はライヴということが功を奏し、スティーヴ・ウィンウッドのオルガンもベイカーのドラムスもブラインド・フェイスのオリジナルより迫力満点で、聴き応えがある。なお本作はベイカーの2枚組編集盤CD "Do What You Like" にも収められており、2枚目にはシングルヴァージョンの "Man Of Constant Sorrow" と "Airforce II"、それに72年のソロ作 "Stratavarious" が収録されている。

GINGER BAKER'S AIRFORCE
GINGER BAKER'S AIRFORCE
GINGER BAKER'S AIRFORCE
MAN OF CONSTANT
SORROW (SINGLE)