INCENSE / YOU'RE FOOLING ME
The Anglos
Side A
Incense
Side B
You're Fooling Me (aka. Stepping Stone)
Producers : Jimmy Miller, Larry Fallon
Recording : Early 1965 (Olympic Studio?, London)
Release : 1965 (Fotana TF589 / UK)
アングロスについて
アングロス名義のシングルは、スペンサー・デイヴィス・グループに在籍していたスティーヴ・ウィンウッドが、アメリカから来たプロデューサーのジミー・ミラーと共演した初のレコードの可能性がある。両曲とも二人でヴォーカルを取っているらしく、"Incense" ではスティーヴがリード、"You're Fooling Me" ではバックアップしているようだ。しかしミラーは「これはニューヨークのローカルバンドの演奏だ」と主張しており、スティーヴ自身も「このレコードには一切関与していない」と言明している。その一方でマフ・ウィンウッドは、SDGの編集盤 "Eight Gigs A Week" 掲載のインタヴュー内で、この曲へのスティーヴの参加に言及しており、事実がどちらなのかは明確でない。
両曲の作曲者とプロデューサーには、ジミー・ミラーとラリー・ファロンがクレジットされている。ファロンは当時プロデュースやアレンジ、作曲をしていた人物で、トラフィックの "Shanghai Noodle Factory" の作曲者には彼の名前が追加されている場合もある。レコーディングは65年初頭に行われ、アメリカからの輸入盤を装って発売されたらしく、その後アイランド系のSUEやフィリプスのフォンタナなど、レーベルを何度か変えてリリースされた。オービットというレーベルからの再発では、B面の "You're Fooling Me" が "Stepping Stone" に改題されている。
※オランダ発売のSDG編集盤 "The Singles" に "Incense" が収録された。これを聞く限りヴォーカルは確かにスティーヴ・ウィンウッドの声色に似ているが、やはり別人である可能性のほうが高いだろう。
