DEMO RECORDINGS
Spencer Davis R&B Quartet
Demo Tracks
01. Mean Old Frisco
02. Dimples
03. Help Me
04. Right Kind Of Loving
05. You're So Fine
Producer : Mike Vernon?
Musicians : Spencer Davis, Steve Winwood, Muff Winwood, Pete York
Recording : Spring 1964 (R.G.Jones Studio, London)
Release (History Of British Blues) : [01] Apr.1973 (Sire SAS 3701 / US)
デモ・レコーディング
スペンサー・デイヴィス・R&Bカルテットは、デビュー前にロンドンのフラミンゴクラブに出演した際にマイク・ヴァーノンの目に留まる。彼は英ブルーズ界の立役者で、ブルーズ専門のレーベルであるブルーホライズンを設立した人物だ。カルテットを気に入ったヴァーノンにより、64年春にデッカスタジオで数曲デモレコーディングが行われた。その際にデッカは彼らとのレコーディング契約を求めたが、カルテットはアイランドの社長クリス・ブラックウェルに、より有利な契約をフィリップスと交わすことを約束されていたので、それを信じてデッカとはサインしなかった。カルテットはその後アイランドレコードと契約、レコードは同社が原盤を制作しフィリップス傘下のフォンタナレーベルからリリースされた。
マフ・ウィンウッドは後年このデモを振り返り「僕らが曲作りをした初めての試みだった」と述べていることから、デモ曲にはブルーズやR&Bのカヴァーのほか、彼らのオリジナルが含まれている可能性もある(曲名以外の詳細は不明)。デモレコーディングされた5曲のうち、60年代ブルーズロックのオムニバス盤 "History Of British Blues" に収録されたのがトラッドナンバーの "Mean Old Frisco" で、これ以外の4曲は未発表のまま。なおこの盤にはヤードバーズやグラハム・ボンド、アレクシス・コーナーなどのレア音源も収録。
