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セッション参加アルバム

ALAN MERRILL

alan merrill

Release : 1985 (Polydor 422 823 577-1 / US)

Session Track : Always Another Train

アラン・メリルはジャズシンガーのヘレン・メリルの息子で、10代を両親と共に日本で過ごした。72年に日本でウオッカ・コリンズを結成し人気を博すが、まもなく渡英しアロウズのリードシンガーとして活躍。ジョーン・ジェットがヒットさせた "I Love Rock 'N' Roll" はアロウズのカヴァーでメリルの作品だ。その後いくつかのバンドを変遷した後、85年にリリースされたのが初ソロアルバムの本作である。スティーヴ・ウィンウッドは "Always Another Train" でキーボードを弾いている。

ALAN MERRILL

AGENT OO SOUL (Single)

alex harvey

Release : 1965 (Fontana TF 610 / UK)

Session Tracks : Agent OO Soul / Go Away Baby

アレックス・ハーヴェイはスコットランド出身のミュージシャンで、70年代にセンセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドを結成。それ以前の60年代中頃にソロアルバムを制作しており、これと同時期に本作を含むシングル2枚をアイランドレコードが原盤制作している。A面曲はエドウィン・スターのナンバーで、ハーヴェイのアンソロジーCD "Considering the Situation" で聴くことができる。B面曲はアイランドの編集盤 "British Blue-Eyed Soul" やポリドールの "Ain't That Just Too Bad" に収録されている。スティーヴ・ウィンウッドはピアノを弾いている可能性が強い。ハーヴェイは82年に心臓発作で他界した。

ALEX HARVEY
CONSIDERING...

ON THE ROAD TO FREEDOM

alvin lee & mylon lefevre

Release : 1973 (Chrysalis CHR 1054 / UK)

Session Tracks : On Te Road To Freedom / Fallen Angel / We Will Shine / I Can't Take It

アルヴィン・リーは英ブルーズロックバンド、テン・イヤーズ・アフターのギタリスト。マイロン・ルフェーヴルは米南部出身のゴスペルシンガー&ソングライターで、エルヴィス・プレスリーも彼のゴスペルソング "Without Him" をレコーディングしている。73年リリースの本作はこの二人が組んだデュオアルバムで、ジョージ・ハリスン、ロン・ウッド、ミック・フリートウッドらが参加している。スティーヴ・ウィンウッドは4曲でピアノを弾いており、タイトル曲ではジム・キャパルディがドラムス、リーボップがコンガを担当している。

ALVIN LEE & MYLON LEFEVRE

BLONDEL

amazing blondel

Release : 1973 (Island ILPS 9257 / UK)

Session Track : Unkown

アメイジング・ブロンデルは中世からエリザベス朝時代の英国の伝統的な音楽スタイルを取り入れたバンドで、70年にデビューしている。本作はオリジナルメンバーのデヴィッド・グラッドウィン脱退後、エディ・ベアードとテリー・ウィンコットのデュオで録音された3作目。スティーヴ・ウィンウッドのほかにもミック・ラルフスやポール・ロジャースなどをゲストに迎え、前2作より現代風な音作りがされている。スティーヴは何曲かでベースを担当しているようだが詳細なクレジットはない。

AMAZING BLONDEL

MEN AND ANGELS SAY

ashley cleveland

Release : 2004 (Rumbler Records WD2343003 / US)

Session Track : I Need Thee Every Hour

テネシー州ノックスヴィル出身、アーシーなヴォーカルが魅力のアシュリー・クリーヴランドは、80年代半ばからナッシュヴィルのセッション・ヴォーカリストとして活躍。91年にデビューアルバムをリリースし、95年の "Lesson of Love" と98年の "You Are There" がグラミー賞の最優秀ロック・ゴスペル・アルバムに選出された。賛美歌好きなスティーヴ・ウィンウッドと彼女はナッシュヴィルの教会で礼拝を済ませた後、彼女の招待で本作に参加しゴスペル風の "I Need Thee Every Hour" でデュエットヴォーカルと教会風のオルガンを弾いている。

ASHLEY CLEVELAND

IN LONDON

B.B. king

Release : 1971 (Probe SPB 1041 / UK)

Session Tracks : Blue Shadows / We Can't Agree

49年にメンフィスでデビューして以来、ブルーズ界の大御所として息の長い活動を続けるBBキング。ロックミュージシャンとの共演も多く本作にはスティーヴ・ウィンウッドが参加している。2曲のオルガン奏者に「ミステリー・シャドウ」という名がクレジットされており、これがどうやらスティーヴらしい。同時期のローリングストーン誌の記事でスティーヴの参加を伝えており、自身も後年セッションに参加したと述べている。また94年のCD化で追加収録された "May I Have A Talk With You" でもオルガンを弾いている可能性がある。

BB KING

THE BRIDGE

billy joel

Release : 1986 (CBS 586323 / UK)

Session Track : Getting Closer

ビリー・ジョエルはロングアイランド出身のシンガーソングライターで、71年にデビューして以来その人気は高く特に80年代の活躍はめざましい。本作にてスティーヴ・ウィンウッドは "Getting Closer" でハモンドオルガンを弾いている。また2005年リリースのボックスセット "My Lives" には同曲の別ヴァージョンが収録されている。ビリー・ジョエルはトラフィックの大ファンで、レコーディングの際にはトラフィック・ナンバーをセッションしたらしい。ビリー・ジョエルのバンドメンバーが "Withering Tree" など比較的マイナーな曲のコードまで知っていることに驚いたと、スティーヴは後に語っている。

BILLY JOEL

LET'S MAKE UP AND BE FRIENDLY

bonzo dog band

Release : 1972 (Sunset SLS 50418 / UK)

Session Track : Unknown

英国のアートスクールの学生だったヴィヴィアン・スタンシャルやニール・イニスを中心に、60年代半ばに結成されたバンド。ロックやポップスをベースにキャバレー音楽やダダイズムなどをミックスした独特のサウンドを展開し高い評価を受けた。70年代初頭バンドメンバーはすでにソロ活動を開始していたが、レコード会社との契約上バンド名義で録音する義務があったようで、スタンシャルとイニスを中心にゲストミュージシャンを招き72年にリリースしたのが本作。このアルバムにススティーヴ・ウィンウッドは参加しているようだが、詳しいクレジットはない。また本作は92年にリリースされた編集盤CD "Cornology" でも聴くことができる。

BONZO DOG BAND

LIVE AT THE BUDOKAN

chic

Release : 1999 (Sumthing Else SE-1003 / US)

Session Track : Stone Free

70年代に一世を風靡したバンドCHICのギタリストであり、80年代にはプロデューサーとして活躍したナイル・ロジャース。本作は彼と関わりの深いミュージシャンが参加した96年4月の武道館でのライヴパフォーマンスを収録したもの。スティーヴ・ウィンウッドは武道館で "Higher Love" と "Gimme Some Lovin'"、そして本盤収録のジミ・ヘンドリックスの "Stone Free" を歌い、アンコールではモータウンヒットの "Dancing In The Street" をサイモン・ル・ボンとデュエットした。その他のメンバーはシスター・スレッジやスラッシュなど。16日のステージはテレビで放送され "Live In Japan" のタイトルでDVD化されてたが、スティーヴの演奏部分は収録されていない模様。3日目のコンサートを終えた17日の夜、ロジャースの親友で一緒に来日していたバーナード・エドワーズが滞在先のホテルで客死した。後年スティーヴは彼に "Family Affair" を捧げ、レコーディングにはロジャースがゲスト参加している。またスティーヴ・ウィンウッドとナイル・ロジャースはアルバム "Back In The High Life" でも共演している。

CHIC

BACK TO BASICS

christina aguilera

Release : 2006 (RCA 82876 82639 2 / US)

Session Track : Makes Me Wanna Pray

米国のシンガーで、99年のデビューアルバムにてグラミー最優秀新人賞を受賞したクリスティーナ・アギレラのサードアルバム。スティーヴ・ウィンウッドはトラフィックの "Glad" のサンプリングを取り入れた "Makes Me Wanna Pray" で、ピアノとハモンドB3を弾いている。彼女とそのプロデューサが "Glad" の使用許可を求めたことがセッション参加に繋がったようだ。

CHRISTINA AGUILERA

CHRISTINE MCVIE

christine McVie

Release : 1984 (Warner Bros 925059-1 / UK)

Session Tracks : One In A Million / Got A Hold On Me / The Smile I Live For / Ask Anybody

英国ブルーズバンドのチキン・ジャックを経て、フリートウッド・マックのヴォーカリストとして活躍したクリスティン・マクヴィのソロアルバム。フリートウッド・マックのポップな面を代表する彼女らしく全編にメロディアスな作品が並んでいる。スティーヴ・ウィンウッドは "One In A Million" でシンセサイザーとデュエットヴォーカルを、"Got A Hold On Me" と "The Smile I Live For" でシンセサイザーを担当、"Ask Anybody" をマクヴィと共作しピアノとバックヴォーカルを弾いている。また "The Challenge" ではエリック・クラプトンがリードギターを弾いている。

CHRISTINE MCVIE

TWO HEARTS

dave mason

Release : 1987 (MCA 42086 / US)

Session Tracks : Two Hearts / Something In The Heart / Fighting For Love / Forever

トラフィック初期オリジナルメンバーのデイヴ・メイスンのソロアルバム。スティーヴ・ウィンウッドはタイトル曲でバックヴォーカル、 "Something In The Heart" でシンセサイザー、"Fighting For Love" と "Forever" でハモンドオルガンを担当しており貢献度は高い。デイヴは60年代の初頭、ジャガーズというローカルバンドでリードギターとヴォーカルを担当、 63年にジム・キャパルディやゴードン・ジャクソンと共にヘリオンズを結成、途中でバンド名をレヴォルーションに変更している。トラフィック加入後は他のメンバーとの音楽観の相違から何度か脱退・再加入を繰り返し、70年に初ソロアルバム "Alone Together" をリリースした。

DAVE MASON

ABOUT FACE

david gilmour

Release : 1984 (Harvest SHSP 2400791 / UK)

Session Track : Unknown

デイヴッド・ギルモアは68年、シド・バレット脱退と時期を同じくしてピンク・フロイドに加入したギタリストで、それ以前はジョーカーズ・ワイルドというバンドで活動していた。また87年にスタートした新生ピンク・フロイドからは実質的なリーダーとして活躍している。本作はギルモアの2枚目のソロアルバムで、ロジャー・ウォータース率いるピンク・フロイドの最終作 "The Final Cut" 発表後にリリースされた。スティーヴ・ウィンウッドはピアノとオルガンで参加しているがクレジットの詳細は不明。

DAVID GILMOUR

A PLACE AMANG THE STONES

davy spillane

Release : 1994 (Columbia 476930-2 / UK)

Session Track : Forever Frozen

デイヴィ・スピラーンはアイリッシュ系の民族楽器奏者で、トラフィック再結成アルバム "Far From Home" 収録の "Holy Ground" をスティーヴ・ウィンウッドと共作し、イーリアンパイプを演奏している。これと同年にリリースされた本作スピラーンのソロアルバムでも、ほとんどの曲でイーリアンパイプやローウィッスルといったアイルランドの民族楽器を奏でており、その古めかしくも美しい音色は実に魅力的だ。アルバムの雰囲気は雄大かつ優雅でヒーリングミュージックのような響きもあり、女性ヴォーカルが入るタイトル曲はエンヤを彷彿とさせる。また伝統楽器の魅力を失うことなく現代楽器を巧みに融合させているのも特徴で、スピラーン独特の音世界を創り上げている。スティーヴは "Forever Frozen" でリードヴォーカルを担当、セッション参加にて単独でリードを歌うのは珍しくファン必携の1枚といえる。

DAVY SPILLANE