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セッション参加アルバム

E.H. IN THE U.K.

eddie harris

Release : 1974 (Atlantic SD 1647 / US)

Session Tracks : He's Island Man / I've Tried Everything / I Waited For You / Conversations of Everything and Nothing

エディ・ハリスはシカゴ出身のジャズ・サックスプレーヤー。遅くとも60年には独自のテナーサックス奏法を確立しており、66年にはエレクトリック・サックスを先駆的にジャズ演奏に取り入れている。またピアニストとしての腕前も素晴らしく、ジャズ・スタンダード "Freedom Jazz Dance" の作曲者でもある。74年の本作はロンドンでのセッションを収録しており、スティーヴ・ウィンウッドは4曲でエレクトリックピアノを担当している。"I've Tried Everything" にはリック・グレッチがベースで参加。

EDDIE HARRIS

BACK HOME

eric clapton

Release : 2005 (Reprise Records 9362-49395-2 / EU)

Session Track : Love Comes To Everyone

エリック・クラプトンの片腕的存在のサイモン・クライミーがプロデュースや曲作りで全面的に協力した、"Reptile" から4年ぶりのオリジナル・ソロアルバム。スティーヴ・ウィンウッドとクラプトンと久々に共演したアルバムで、参加曲はジョージ・ハリスンの "Love Comes to Everyone"。同曲ではかつて二人が共演した経緯があり、本作でもそれをほぼ忠実にカヴァーした安定した演奏を聴くことができる。スティーヴはシンセサイザーを持ち込んでレコーディングに臨んだという。

ERIC CLAPTON

Call On Me (Single)

eric prydz

Release : 2004 (Data 68CDS / UK)

Session Tracks : Call On Me [ 5 Mix Versions ]

エリック・プライズのこのシングルはスティーヴ・ウィンウッドの "Valerie" をサンプリングしたダンスミュージックで、UKチャートのトップを獲得した。CDシングルに5つのミックスヴァージョンを収録するほか、DVDでもリリースされている。スティーヴはこのプロジェクトのためにヴォーカルをレコーディングしており、プライズ、ウィル・ジェニングスと共に作曲者にクレジットされている。プライズはスウェーデン出身のDJ、プロデューサー。

ERIC PRYDZ

THE RIGHT TIME

etta james

Release : 1992 (Elektra 9 61347-2 / US)

Session Track : Give It Up

エッタ・ジェイムズ(ジェイムゼッタ・ホーキンズ)は2001年にブルーズ殿堂入りした女流R&Bシンガー。幼い頃から教会でゴスペルを歌い、50年代半ばには10代でピーチスというヴォーカルグループで活躍、ジョニー・オーティスのバンドをバックに歌った "Roll with Me Henry (The Wallflower)" が R&Bチャートのトップを獲得した。その後もマックスウェル・デイヴィスのバンドと共に "Good Rockin' Daddy" や "Tough Lover" などを録音、迫力のあるヴォーカルで60年代末まで人気を博した。70年代中頃からは目立った活動はなかったが90年代末に復帰、年齢と共にさらに円熟味を増したヴォーカルを披露した。本作にてスティーヴ・ウィンウッドは "Give It Up" でデュエットヴォーカルをとっている。

ETTA JAMES

SCENE THROUGH THE EYE OF A LENS (Single)

family

Release : 1967 (Liberty LBF 10531 / UK)

Session Tracks : Scene Through The Eye Of A Lens / Gypsy Woman

ブラインド・フェイス加入前にリック・グレッチが在籍していたファミリーは、60年代中頃にジョン・ホイットニーとロジャー・チャップマンを中心に結成された、ヒッピー文化の影響を受けたアートロック趣向の強いバンド。68年発表の "Music in a Doll's House" が公式のファーストアルバムで、その後は次第にハードロック色を強めていく。本作はファミリーのファーストシングルで、スティーヴ・ウィンウッドほかトラフィックのメンバー全員が参加し、スティーヴがメロトロン、その他のメンバーはパーカッションを担当、プロデュースにはジミー・ミラーがあたっている。同曲は限定版CD "Music in a Doll's House" のボーナストラックで聴くことができる。

FAMILY
MUSIC IN A DOLL'S HOUSE
(CD EDITION)

DELICATE AND JUMPY

fania all stars

Release : 1976 (Island ILPS 9447 / UK)

Session Track : Picadillo

世界中のサルサ・ミュージシャンを集めて結成されたファニア・オール・スターズは、ファニア・レコードを代表するサルサバンド。同レーベルは64年にバンドメンバーでもあるジョニー・パチェコと、弁護士のジェリー・マスッチにより設立された。60年代後半から70年代にかけてニューヨークのヤンキースタジアムなどの大会場でコンサートを繰り返し、各地でのライヴを収録したアルバムやフィルムをリリースして大きな人気を集めた。70年代にはプエルトリコやパナマ、さらにはアフリカのザイールまで足を延ばしており、本作がリリースされた76年にはストランド街付近のライシアムでロンドン公演が開催されていた。スティーヴ・ウィンウッドはこのコンサートにも参加しており、アルバムでは "Picadillo" でギターを弾いている。

FANIA ALL STARS

GEORGE HARRISON

george harrison

Release : 1979 (Dark Horse K 56562 / UK)

Session Tracks : Love Comes To Everyone / Blow Away / Dark Sweet Lady / Soft Touch

ジョージ・ハリスン6枚目のアルバムでソロ作品群の中でも完成度の高い本作に、スティーヴ・ウィンウッドはミニモーグ、キーボード、バックヴォーカルなどで参加している。特にミニモーグ・ソロをフィーチャーし、エリック・クラプトンも参加している "Love Comes To Everyone" は必聴の名曲。このほかファーストシングル "Blow Away" のバックヴォーカル、 "Dark Sweet Lady" のハーモニウム、 "Soft Touch" のキーボードもスティーヴと考えられる。プロデュースは "Back In The High Life" を担当することになるラス・タイトルマンとハリスンの共同、リズムセクションには、スティーヴのファーストに参加していたアンディ・ニューマークとウィリー・ウィークスを起用している。各曲のクオリティが高くスティーヴ参加率も高い必携の1枚だ。

GEORGE HARRISON

THINKING BACK

gordon jackson

Release : 1969 (Marmalade 608 012 / UK)

Session Tracks : My Ship, My Star / Me And My Dog / A Day At The Cottage

ゴードン・ジャクソンは、ジム・キャパルディがトラフィック結成以前に在籍していたディープ・フィーリングでギターとヴォーカルを担当していたほか、スプーキー・トゥースやデューク・エリントンとのセッションにも参加、またスティーヴ・ウィンウッドの "About Time" ではフォトグラファーとしてクレジットされている。本作はジャクソンのソロデビュー作で、ジムやクリス・ウッドほかトラフィックのメンバーが全面的にバックアップしており、デイヴ・メイスンはプロデュースも担当している。スティーヴは3曲でピアノとベースを担当、うち "A Day At The Cottage" は2005年リリースのCDボーナストラックとして収録されている。

GORDON JACKSON

NEED YOU (Single)

the habits

Release : 1966 (Decca F12348 / UK)

Related Tracks : Need You / Elbow Baby

ザ・ハビッツはブライアン・シモンズを中心とするロンドン出身のトリオで、R&Bをベースにしたヘヴィなサウンドが特徴。本作は彼らがデッカから発表した唯一のシングルで、スティーヴ・ウィンウッドとスペンサー・デイヴィスがプロデューサーとしてクレジットされており、バックコーラスも担当している。リリース後まもなくトリオは解散した。両曲はハイ・ナンバーズやムーディー・ブルースなどの、比較的レアなブリティッシュビート・サウンドを集めたフランスの編集盤CD "Made In England Vol.2" で聴くことができる。

THE HABITS
MADE IN ENGLAND VOL.2

THE FENCE

harold mcnair

Release : 1970 (Polydor 2310 066 / Germany)

Session Tracks : The Fence / True Love Adventure / Early In The Morning / Scarborough Fair / Here There And Everywhere

ハロルド・マクネアはジャマイカのキングストン出身のジャズ・フルート&サックス奏者で、50年代にヨーロッパに移住し70年代にロンドンで亡くなった。4枚のソロアルバムのほか、ジンジャー・ベイカーズ・エアフォース、ドノヴァン、ジョン・マーティンらのアルバムやケン・ローチ監督映画のサントラなどでもプレイしている。エアフォースで共演したスティーヴ・ウィンウッドは本作に参加、クレジットに明記されていないがほとんどの収録曲でオルガンを担当している。またリック・グレッチもベースと作曲で参加している。

HAROLD MCNAIR

GIVE AND LET LIVE (Single)

hope collective

Release : 2005 (Expansion / EXP 95 / UK)

Session Track : Give And Let Live

ホープ・コレクティヴはインコグニートのブルーイが先導する団体で、スマトラ沖の津波被害やスーダン・ダルフールの民族浄化問題などへのチャリティシングルをリリースしている。ブルーイとグラハム・ハーヴェイ共作によるこの曲の録音に、スティーヴ・ウィンウッド、チャカ・カーン、ジョセリン・ブラウン、アンプ・フィドラーなど多くのミュージシャンが参加している。同曲の収益は "Playing Alive Foundation" という英チャリティ団体に寄付される。日本盤のみレコーディング風景のビデオ・クリップを収録。

HOPE COLLECTIVE

THE LONDON HOWLIN' WOLF SESSIONS

howlin' wolf

Release : 1971 (Chess CH 60008 / US)

Session Tracks : I Ain't Superstitious / What A Woman! / Poor Boy / Highway 49 / Who's Been Talking?

その名のごとく狼の遠声のような独特のソウルフル・ヴォーカルが魅力のハウリン・ウルフ(本名チェスター・バーネット)と、白人ミュージシャンとの共演を収めたもの。スティーヴ・ウィンウッドとエリック・クラプトンに、ストーンズのリズムセクションという豪華なメンバー。スティーヴは "Who's Been Talking?" でオルガンを、他の4曲でピアノを弾いている。なお本盤にはデラックス版があり、追加収録された同曲の別ミックスでもスティーヴはピアノとオルガンを担当している。

LONDON REVISITED

muddy waters & howlin' wolf

Release : 1974 (Chess 60026 / US)

Session Track : Hard Days

本盤は上記と同様のマディ・ウォーターズやハウリン・ウルフとのセッション時の別音源をまとめたもの。スティーヴ・ウィンウッドは "Hard Days" でピアノを弾いている。またリック・グレッチがウォーターズとの共演曲でベースを担当している。一方ハウリン・ウルフとの共演曲では、エリック・クラプトンが3曲でリードギターを弾いている。彼らブルーズ界の大物の全盛期の録音を聴くとそのパワーの凄まじさには圧倒されてしまうが、残念ながらこのセッションの頃にはすでに黒人ブルーズの最盛期は過ぎてしまっている。それでもスティーヴやクラプトンにとっては、強い影響を受けた憧れのブルーズマンだったわけで、そんな大師匠的存在のミュージシャンと共演したこれらのアルバムは、それだけで貴重な音源といえよう。

HOWLIN' WOLF
H.WOLF SESSIONS
MUDDY WATERS/HOWLIN' WOLF
LONDON REVISITED

HAILE I HYMN (CHAPTER1)

ijahman

Release : 1978 (Mango MLPS 9521 / UK)

Session Track : I'm A Levi

ARE WE A WARRIOR

ijahman

Release : 1979 (Mango MLPS 9557 / UK)

Session Tracks : The Church / Moulding

アイジャーマン・レヴィの78年と79年の2枚のアルバムに、スティーヴ・ウィンウッドはオルガンで参加している。どの曲に関わっているか両盤ともに明確なクレジットはないが、アルバム "Haile I Hymn" では "I'm A Levi" に、そして "Are We A Warrior" では "The Church" や "Moulding" などでプレイしていると思われる。アイジャーマンの本名はトレヴァー・サザーランドで、ジャマイカ生まれのレゲエミュージシャン。10代で英国に移住しヴァイブレーションズというジャマイカ系のグループに参加、ウィルソン・ピケットやビリー・スチュワートとの共演もある。この2枚のアルバムはアイランドからリリースされているが、アイランドはジャマイカの音楽(主にポップス)を供給するレーベルとして同国出身のクリス・ブラックウェルによって設立された。

IJAHMAN
HAILE I HYMN
IJAHMAN
ARE WE A WARRIOR