セッション参加アルバム
LAY ME DOWN
paddy maguire
Release : 1970 (Ember EMBS-292 / UK)
Session Tracks : Lay Me Down / Doin' The Best I Can
海外の音楽情報サイト "The Tapestry Of Delights" によると、パディ・マグワイアが70年に英国でリリースしたこのSP収録の2曲において、スティーヴ・ウィンウッドがバックアップしているという。スティーヴの海外ファンサイトによるとリスニングベースでは両曲でピアノとバックヴォーカルを、"Doin' The Best I Can" でオルガンを担当しているようだ。マグワイアは英国ミッドランド出身のフォークロック・シンガーと思われるが、詳細は不明。本SPはプロモ用のみでリリースされた可能性もある。
STANLEY ROAD
paul weller
Release : 1995 (GO! Discs 828 619-1 / UK)
Session Tracks : Woodcutter's Son / Pink On White Walls
英国的なサウンドをベースに南部アメリカ風のテイストを取り入れたポール・ウェラーの代表作のひとつ。スティーヴ・ウィンウッドは "Woodcutter's Son" でピアノとハモンドオルガンを、"Pink On White Walls" でピアノを演奏している。ウェラーはネオモッズ・バンドのジャムでデビューし、より幅広い音楽要素を取り入れたスタイル・カウンシル時代を経てソロへと移行しており、その図式はスティーヴの経歴と共通点がある。ウェラーがスティーヴのファンであることは知られており、それが今回の共演に繋がったのだろう。スティーヴもまたウェラーの前作 "Wild Wood" をとても気に入っているという発言をしているので興味深い。
OTHER VOICES
paul young
Release : 1990 (CBS 466917-1 / UK)
Session Track : Stop On By
ポール・ヤングは英国生まれのブルーアイドソウル・シンガー。80年代初頭にソロデビューを果たし、セカンドアルバム収録のホール&オーツのカヴァー曲 "Everytime You Go Away" が全米ナンバーワンヒットを記録した。本作はヤングの90年リリースのアルバムで、スティーヴ・ウィンウッドは "Stop On By" でハモンドオルガンを弾いている。
...BUT SERIOUSLY
phil collins
Release : 1989 (Virgin V 2620 / UK)
Session Track : All Of My Life
フィル・コリンズは13歳で子役としてデビューしているが、ミュージシャンとしての本格的なスタートはジェネシスにドラマーとして加入した70年。ソロとしても活動していた80年代後半は、10曲以上をヒットチャート上位に送り込むヒットメーカーだった。大ヒット曲 "Another Day In Paradaise" を収録する本作にて、スティーヴ・ウィンウッドは "All Of My Life" でハモンドオルガンを弾いている。アルトサックスをフィーチャーしたミディアムテンポの佳曲で、スティーヴのプレイもしっかり聞こえる。また "I Wish It Would Rain Down" にはエリック・クラプトンが参加している。
DOWNWIND
pierre moerlens's gong
Release : 1979 (Arista SPART 1080 / UK)
Session Track : Downwind
ゴングはソフト・マシーンのデヴィッド・アレンとギリ・スマイスによって、69年にフランスで結成されたバンド。その活動期間は長期に渡りメンバーが入れ替わるごとに作風も変化している。本作はフランス人ドラマーのピエール・ムーランがリードした最初のアルバムで、ジャズロック・バンドとしての方向性を強く打ち出している。ゴングの名を冠しているが実質的にはピエール・ムーランのソロアルバムといえる。スティーヴ・ウィンウッドはタイトル曲でキーボードとミニモーグを担当、マイク・オールドフィールド、ミック・テイラーら豪華ゲストが参加している。
FAITES DES CHANSONS
rachid bahri
Release : 1977 (Path Marconi EMI 2C 068-14398 / France)
Session Tracks : Elle Est Fidele / Nos Enfants Et Leurs Petits
ラシッド・バーリはアルジェリア出身のミュージシャン。ピアノとギターを独学で収得し、北アフリカと西洋の音楽をミックスした個性的なスタイルを確立した。70年代前半に渡仏し、スティーヴィー・ワンダーやドナ・ハイタワーらと共演もしている。スティーヴ・ウィンウッドは本作に参加し2曲でフェンダーギターを弾いている。またピンク・フロイドのニック・メイスンとデイヴ・ギルモアもアルバム制作に携わっている
DEPTHOLOGY
ramshackle
Release : 1995 (Big Life BLRCD30 / UK)
Session Tracks : Pulse
ラムシャックルはニューウェイヴ、ファンク、トリップホップ路線のいわゆるブリストル系と言われるジャンルに属するバンドで、アルバムは本作のほかに97年に "Chin On The Kerb" をリリースしている。メンバーはヴォーカルのスティーヴ・ロバーツを中心に、ベン・チャップマン、ジョンソン・サマセットのトリオ。スティーヴ・ウィンウッドは彼らのファーストアルバムと思われる95年作の本盤に参加しており、"Pulse" というナンバーでクラヴィネットを弾いている。
REEBOP
reebop kwaku baah
Release : 1972 (Island SW 9304 / US)
Session Track : Softly Weeping
リーボップ・クワク・バーはガーナ出身のパーカッショニストで、60年代に英国に移住。その後スウェーデンに拠点を移していた70年代初頭に、北欧ツアー中だったスティーヴ・ウィンウッドらの誘いでトラフィックに正式に加わった。以降トラフィック中後期のほとんどのアルバムでパーカッションを担当している。"Reebop" は72年にリリースされたファーストアルバムで、スウェーデンのミュージシャンをバックに録音している。またロスコ・ジーがベースで全面参加、スティーヴも "Softly Weeping" にギターとベース、それにオルガンで参加、クリス・ウッドも "Zagapam" でフルートソロを吹いている。
MELODIES IN A JUNGLE MANS HEAD
reebop kwaku baah
Release : 1989 (Day Eight DEM 021 / Sweden)
Session Track : Unknown
リーボップの遺作である本作は過去の録音を付け加えて89年にリリースされた。リーボップは82年に亡くなる直前までアルバム制作に携わったが完成には至らなかった。クレジットはないが、スティーヴをはじめジム・キャパルディやクリス・ウッドなど、かつての友人たちが協力しているようだ。

REEBOP

MELODIES...
REG KING
reg king
Release : 1971 (United Artists UAS 29157 / UK)
Session Track : Down The Drain
レグ・キングは60年代中期のロックバンド、アクションのメンバーで、スティーヴ・ウィンウッドやスモール・フェイシスのスティーヴ・マリオットと並んで、英国のトップソウルシンガーと称されていた。レグ・キングのソロアルバムの本作には、所属レーベルとの問題なのかスティーヴは実名で参加していない。"Down The Drain" という曲のピアノ奏者が「ミステリー・マン」とクレジットされており、これがスティーヴだと目されている。
SNEAKIN' SALLY THROUGH THE ALLEY
robert palmer
Release : 1974 (Island ILPS 9294 / US)
Session Track : Through It All There's You
英国ブルーアイドソウルの名シンガー、ロバート・パーマーは60年代後半にアラン・ボウン・セットに参加、その後ソウルバンドのヴィネガー・ジョーで歌っていた。ソロアーティストとして本格的に活躍したのは80年代で、ヴィデオが話題となった "Addicted to Love" で大ヒットを記録している。またデュラン・デュランとのサイドプロジェクト、パワー・ステーションでもヒットシングルを放っている。74年リリースのこのデビューアルバムはリトル・フィート&ザ・ミーターズのメンバーと共に録音され、スティーヴ・ウィンウッドは "Through It All There's You" でピアノを弾いている。
LIFE IS MESSY
rodney crowell
Release : 1992 (Columbia CK 47985 / US)
Session Tracks : Life Is Messy / The Answer Is Yes
ロドニー・クロウェルはヒューストン出身のシンガーソングライター&プロデューサー。77年にチェリー・ボムズを結成し、80年頃からはソロとしても活躍している。一方でソングライターとしても有能で、クリスタル・ゲイルやボブ・シーガーなど多くのミュージシャンが彼の曲でヒットを放っている。また最初の妻ロザンヌ・キャッシュのアルバムプロデュースも手がけている。本作はクロウェル92年のアルバムで、スティーヴ・ウィンウッドは2曲でハーモニーヴォーカルを担当している。
KING'S RECORD SHOP
rosanne cash
Release : 1987 (Columbia FC 40777 / US)
Session Track : Rosie Strike Back
メンフィス出身のロザンヌ・キャッシュは、著名なカントリーミュージシャンであるジョニー・キャッシュを父にもつ。シンガーソングライターとして活躍するロザンヌ自身も、カントリーチャートで数々のナンバーワンヒットを放っている。87年にリリースした本作にはスティーヴ・ウィンウッドが参加しており、 "Rosie Strike Back" でバックヴォーカルをとっている。また前述のカントリーシンガー、ロドニー・クロウェルは彼女の最初の夫だ。
RESTLESS MOODS
ruby turner
Release : 1994 (Intercord INT 845 225 / Germany)
Session Tracks : When Something Is Wrong With My Baby
ジャマイカ出身の女性R&Bシンガーであるルービー・ターナーは、9歳の時にスティーヴ・ウィンウッドの生誕地と近いバーミンガムのハンズワースに移住した。スティーヴは94年リリースの本作に参加しており、"When Something Is Wrong With My Baby" でターナーとデュエットボーカルをとっている。またターナーは97年にスティーヴのアルバム "Junction Seven" にゲスト参加し、"Fill Me Up" と "Gotta Get Back To My Baby" の2曲で印象的なバックヴォーカルを歌っている。