THE GHOST GOES GEAR
Various Artists/ Incl. Spencer Davis Group
Related Tracks (DVD)
01.When I Come Home
03.Midnight Special
04.On The Green Light
06.Nobody Knows You When You're Down And Out
19.Grand Finale (End Jam)
Director : Hugh Gladwish
Actor & Musicians : Spencer Davis, Steve Winwood, Muff Winwood, Pete York
Filming : Summer 1966 (Haunted English Manor, The Thames etc.)
Release : Apr.2000 (Anchor Bay DV 10940 / US)
内容について
スペンサー・デイヴィス・グループと俳優のニコラス・パースンズ、歌手のポーリー・ホワイトらをメインキャストとする映画で、66年夏に撮影され暮れに公開された。テムズ河ボートパーティでの "When I Come Home" や、パジャマ姿で演奏する "Nobody Knows You 〜" などを所々に配してストーリは展開されるが、内容としては他愛のない物語。しかし何も考えずに見ればけっこう笑える。若き日の動くスティーヴ・ウィンウッドの姿を見ることができる点では貴重なフィルムで、くちパクとはいえ演奏シーンなどはファンとしては十分に楽しめる。
一応主役のスペンサー・デイヴィス・グループは特に前半で多く登場するが、一番目立っているのがピート・ヨークで、シャイなウィンウッド兄弟のセリフはほとんどなくスペンサー・デイヴィスとピートの陰に隠れがち。特にスティーヴ・ウィンウッドは演奏シーン以外ではほとんど演技をする気がなさそうだ(そこがいかにも彼らしく、おもしろいところでもあるが)。それでもスティーヴがリヤカーにスペンサーを乗せて運ぶシーンや、酒樽の中で居眠りするシーンなどの見どころもあり楽しめる。
映画の後半は、アッカー・ビルク & パラマウント・ジャズ・バンドやローン・ギブスン・トリオ、デヴィッド・ベリー、スリー・ベルズ、セントルイス・ユニオン、ザ・M6などのバンドや歌手の演奏シーンが続く。最後の "End Jam" はオールキャストによる野外パーティでの演奏シーンで、スティーヴ・ウィンウッドは中央で淡々とオルガンを弾いている。この映画への出演に乗り気でなかったスティーヴは、クリス・ブラックウェルがなぜこのような仕事を持ってきたのか理解できなかったらしく、「セリフを言わなくていいなら出てもいい」とわがままな交換条件を出したようだ。映画のヘンなテーマ曲は妙に耳に残る。
