ジョン・リー・フッカー
John Lee Hooker
「ワンコードでエンドレスなブギをかき鳴らす」ジョン・リー・フッカーは、主にデトロイトを中心に活躍したビッグネームのブルーズマン。デビューは意外にも遅くフッカーが30歳だった48年。物憂げなヴォーカルとギター、それにフットリズムだけで録音された "Sally Mae" と "Boogie Chillen" で注目される。フッカーが高い評価を獲得しているのは、弾き語りスタイルによるこの最初期の頃だが、50〜60年代にもバンドサウンドによるR&B風の曲で多くのヒットを飛ばしている。
ジョン・リー・フッカーのオリジナルアルバムは数多くリリースされており、比較的CDで入手可能なものも多いが、手軽に代表ナンバーだけを聴くには2枚組CD "The Ultimate Collection" などが良い。フッカーの長い活動期間を網羅したアンソロジー盤で、レーベルを超えた選曲により主要作品のほとんどを収録している。
スペンサー・デイヴィス・グループのデビューシングルは、ジョン・リー・フッカーのヒット曲 "Dimples" のカヴァー。この曲はグループがデビューする前から、ギグにおける十八番的なレパートリーだったようで、バーミンガム開催の「ファースト・R&Bフェスティヴァル」や、デッカによるデモレコーディングでも取り上げている。
