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ジャズオルガン・オムニバス

ジャズオルガン・オムニバス

Various Jazz Organ

左記4枚のアルバムは、ブルーノート音源によるハモンドオルガンをメインに据えたジャズナンバーを厳選したコンピレーションCDで、この楽器の魅力的なサウンドを手軽に楽しめる好企画盤。ブルーノート・オルガニストの代表格ジミー・スミスや、リーダー作こそ少ないが注目に値するプレイヤーのベイビー・フェイス・ウィレット、R&B色濃厚のファンキーなプレイを聴かせるジミー・マグリフ、女流のシャーリー・スコット、オルガン界のコルトレーンと言われるラリー・ヤング、高度なテクニックと独特な演奏スタイルが魅力のロニー・スミスなど、著名なジャズ・オルガニストの作品が並ぶ。

日本編集による "Soul Fingers" にはジャズに馴染みが薄くても十分に楽しめるような、バラエティに富んだナンバーが12曲収録されている。この企画が好評だったことから制作された続編の "Funktified" には、前者と比べると渋めの選曲による9曲が収録され、独特のグルーヴ感溢れる演奏が繰り広げられている。また "So Blue So Funky" の2枚は同企画の英国盤。"Soul Fingers" の影響を受けて制作されたシリーズで、よりダンサブルなナンバーが選曲されている。

日本盤の2枚の選曲はピーター・バラカンによるもので、"Soul Fingers" のライナーノーツでなんとスティーヴのことに触れているのが興味深い。オルガンに魅了されたバラカン氏の少年時代の話が述べられている部分を以下に抜粋した。

「あの時代の最も衝撃的な出会いはスペンサー・デイヴィス・グループの要だったスティーヴィ・ウィンウッドだった。聴き手の私たちとほとんど歳が変わらない彼の歌、ギター、オルガン、どれをとっても驚くほどの旨さは真に天才的だった。シングルでヒットした "Gimme Some Lovin'" のB面は、スティーヴィのオルガンを前面的にフィーチャーしたインストルメンタルの曲 "Blues In F" だったが、A面よりそちらのほうばかり聴いていたことを思い出す。」

スティーヴ・ウィンウッドは60年代後半にハモンドオルガンを購入して以来、この楽器を多くの曲に登場させており、スペンサー・デイヴィス・グループ時代のシングルB面には、ハモンドオルガンを前面に押し出したファンキーなインストナンバーが何曲か収録されている。

B-3に代表されるハモンドオルガンは、アメリカのハモンド社が製造したトーンホイル式電気オルガン(50年代後半〜70年代にかけて生産)。B-3は上鍵盤と下鍵盤がそれぞれ61鍵、それに着脱式の足鍵盤が25鍵あり、外形寸法は124×73×97センチで重量はなんと190キロ以上もある。機種にはB-3のほかC-3、A-100シリーズがあるが、これらは基本的に同構造となっている。

JAZZ ORGAN
SOUL FINGERS...
JAZZ ORGAN
FUNKTIFIED...
JAZZ ORGAN
SO BLUE, SO FUNKY 1
JAZZ ORGAN
SO BLUE, SO FUNKY 2